カテゴリー: 学校行事
昼間制 健康を考える日
16歳の心理学 ~悩みや不安との付き合い方~
令和4年2月21日(月)に、昼間制1、2年次を対象とした「健康を考える日」の研修がオンラインで行われました。臨床心理士の山下委希子先生を講師にお招きし、「16歳の心理学~悩みや不安との付き合い方~」と題して、ご講演いただきました。
10代の脳は、未完成で、感情のアクセルやブレーキが上手くきかないこと、また、大人よりも気分の変動や怒りを強く感じやすいということなどを教えていただきました。嫌な気持ちになったときは、ひどくならないうちに「回復アイテム」を使ったほうが良いそうです。「回復アイテム」として、深呼吸、運動、涙とともに嫌な気持ちを洗い流す、お気に入りの〇〇を思い浮かべるなどの方法を紹介していただきました。苦しくなったときは一人で抱え込まず、相談することが大切であると教わりました。
山下先生から「悩むこと、不安に思うことを抱えながら、よくがんばっていますね」と言っていただき、勇気をもらうことができました。山下先生、ご講演ありがとうございました!
学びの体験オープンハイスクール
夜間制 健康を考える日
~コミュニケーション講座~
9月22日(水)に、夜間制生徒を対象にした「健康を考える日」が行われました。本校スクールカウンセラーの水野薫先生に講師を務めていただき、コミュニケーションや自己理解につながるエクササイズを体験しました。
前半は、体育館で、声を出さずに誕生日順に並ぶ「バースデーライン」や、ジャンケンのように指を出して合計を7にする「ラッキーセブン」、一つのお題にみんなで答える「マジョリティを探せ」の3つのエクササイズを行いました。「ラッキーセブン」では、すぐに合計が7になったチームと、なかなか7にならなかったチームがあり、とても盛り上がりました。「マジョリティを探せ」では、人によって思い浮かべることはさまざまで、たくさんの意見が出ました。
後半は、ホームルームごとに、リモートでコミュニケーションワークに取り組みました。相手の食べたいものや行きたいところを当てるワークや、表情カードを使ってどんな感情の表現かを当てるワーク、短い言葉(「はぁ」など)に込められた感情を当てるワークを行いました。どのワークでも、相手が何を想像しているのかを真剣に考えていました。
最後に、性格診断テスト「エゴグラム」を行いました。結果を見て、普段自分の思っている「自分」とは違った一面に気がついた人もいたようでした。
今回の研修では、自他ともに尊重するコミュニケーションの在り方について体験し、相手の気持ちを考えるよい機会になりました。水野先生、ありがとうございました!